プロフィール
まほ先生
・サポート対象地域 福岡市内
・サポート対象年齢 0歳3ヶ月〜15歳まで(キッズライン)0歳0ヶ月〜12歳まで(キズナシッター)
・保有資格 保育士資格、子育て支援員
・訪問型保育施設設置届 届出済み
・サポート回数 173回以上(2023年12月現在)
4人の子育て経験を活かし「保育士になろう!」と決意
今日は福岡でベビーシッターをしている、まほ先生にお話を伺います。お話を聞けること楽しみにしていました!よろしくお願いします。
はい!私も楽しみにしていました。よろしくお願いします。
早速ですが、まほ先生はベビーシッターになり1年になるとお聞きしています。ベビーシッターになった、きっかけをお聞かせください。
はい。少し長くなるのですが・・・。
私は「早く家庭を持ちたい」という夢があり、19歳で結婚し出産。
現在大学生、高校生、中学生、小学生の4人の子どもがいます。
自分が望んだのですが若い頃から毎日毎日家事、子育てをしてきました。
工場でパートもしていたのですが・・・。
ふと「このままでは終わりたくない。私にも何かできることはないか?」と、思ったのです。
私は資格もないし、なんの取り柄もない「どうせ私なんて何もできない」とも思っていました。
そうだったのですね。子育てと家事だけとおっしゃいますが・・・。
子育てと家事をしているだけでも、すごいと思いますよ。
ありがとうございます!
今は「子育てと家事を毎日してえらい」と思えるのですが・・・。
当時は本当に自信がなかったです。
でもあるとき「子育てが、私の強みになるのかもしれない。保育士になろう!」と思いました。
4人の子育てをしてきたからこそ、保育士になろうと思ったのですね。
「子育てと家事だけして、社会から取り残されている」と、思っているママたちの希望になりますよね。
子育てしながら2880時間の実務経験にチャレンジ
そんな風に言って頂けると嬉しいです。
私は高校を中退していたので、保育士になるためにどうすればいいか調べたところ__。
高卒認定試験を受け、さらに児童福祉施設で「2年以上かつ実務経験を2880時間」を積み上げなければ、保育士受験資格が得られないと知りました。
2880時間。それはすごい時間ですね。
1日8時間働いたとしても360日・・・。気が遠くなる数字です。
そうなんです。
当時「無資格」で「子育て中」の私を雇ってくれる保育園はなく・・・。
ようやく見つけたのが、小さな無認可保育園でした。
実務経験2880時間になるまで、4年かかりました!
受験資格を得てから、独学で勉強し保育士資格を取得したのです。
めちゃめちゃ努力家ですね!
保育士受験資格を得るために、「実務2880時間」こなした人をはじめて知りました。
あまりないケースですよね(笑)
この話をすると皆さん「すごい」と言って頂けて、
自分ではがんばったつもりはないのですが(笑)
実務経験を積んだ後、保育士試験を受験。
無事合格できました!
このときは「私もやればできるんだ!」
と、本当に嬉しかったです。
保育士試験は、合格率20%前後と難しいと聞いています。
保育士資格を取得するまでの道のりがすごすぎて・・・。まほ先生の根性というか、継続する力に圧倒されます!
あきらめなければ夢は叶う!
保育士資格を取得後、小規模の認可保育園で働きました。
それまで何の取り柄もないと思ってきました。
けれど保育士資格をとり保育園で働けたことで「あきらめなければ夢は叶う」を体験することができたのです!
本当に素晴らしいです!
保育士になる夢を叶え保育園に勤務できたのに、ベビーシッターになった理由はなんでしょう?
保育園では0.1歳児担任をさせて頂きました。あるお子さんはママが単身赴任、パパ1人で仕事と子育てをしている家庭がありました。
一番お母さんを求めている年齢で、「先生というより、ママに近い存在でありたい」という思いが芽生えました。
このときに「保護者支援をしたい」という気持ちがわいてきたのです。
そうだったんですね。
保育園に勤めてみて、家庭と密に関わることは難しいと感じることがありました。
けれどベビーシッターであれば「保護者支援ができる」と思いました。
なるほど。元々ベビーシッターを知っていましたか?
正直知りませんでした(笑)
「保育士資格を活かして家庭に寄り添える方法はないか」と、
ネットで調べるうちに、同じ福岡のベビーシッターあゆさんのインスタグラムに出会いました。
「もっとべビーシッターのことを知りたい」と思い、あゆさんに思いきって連絡したことが始まりです。
あゆさんから数々の励ましを頂き、ベビーシッターとしてスタートできました!
そうだったんですね。
今までの経歴をまとめると
高卒認定を取得。実務経験を2880時間積んで保育士資格を取得。
保護者支援をしたいとベビーシッターになったということですね。
本当に素晴らしいです!
実は保育士になろうと思うまでは、「なんでもすぐにあきらめるタイプ」でした。
でもその時は突き動かされるものがあり、行動をし続け自分の夢を叶えることができたと思います。
あきらめるタイプから、今のように行動できるようになった理由はなんだと思いますか?
私は保育園に勤めるまでは、子どもが小さかったこともあり「休みが取りやすいという」単純な理由で食品工場で働いていました。
子育て、家事、工場と毎日同じことの繰り返しの日々・・・。
「このまま人生が終わっていくのか・・・」小さな狭い世界の中にしかいない自分に焦りや不安を感じていました。
4人の子育てをするうちに
「私にもできることがきっとある!」と思うようになったのです。
そうでしたか。ベビーシッターは楽しいですか?
とても楽しいです。工場とは違い「私だから依頼がくる」仕事なのでとてもやりがいを感じます。
先日も初めて結婚式でベビーシッターをする、ウエディングシッターのご依頼がありました。
ウエディングシッターは、保育園勤務では経験できないことですよね
はい。私としては反省点もありましたが、新郎新婦にとても喜んで頂きました。
実は保育園に勤務していたときは、周りが優秀すぎて「私なんて、いてもいなくてもいいやん」と思っていた経験があります。
けれどベビーシッターになると「あなたがいい」と言ってもらえることが本当に嬉しいです。
たくさんの人に出会って世界を広げたい
まほさんが熱い思いでベビーシッターをしていることがわかりました。今後の展望や夢をお聞かせください。
これから、たくさんの人と出会いたいです。
実は人見知りなので、このインタビューもすごく緊張しています(笑)
そうだったんですね!堂々と話していて、全然わかりませんでした。
今まで家と職場の往復という、せまい世界で生きてきました。けれどベビーシッターになり、世の中には素敵な人がたくさんいて、色々な考え方があることを知りました。
つながるご縁を大切に、たくさんの人と出会い今まで知らなかった世界を知っていきたいです。
これから楽しみしかないですね。
何が起こるかわからないのが人生。「できるって思ったらできるし、できないって思ったらできない」と思っています。
努力を重ねてきた、まほ先生の言葉には説得力があります。
パパママへ「子育ては完璧じゃなくていい」
では最後に、ベビーシッターの利用を考えているパパママへメッセージをお願いします。
4人の子どもが大学生、高校生になっても悩みは尽きません。毎日言い合いも絶えないです(笑)
私自身も夫は忙しく、まわりに頼る人がいない中で子育てしてきました。「子育てはお母さんががんばるもの」と思っていた時期もあります。
けれど子育ては「1人でがんばるものではない」と思います。子育ては完璧ではなく、「程よくテキトー」でいいんです。
確かに完璧を目指すと、しんどくなってしまいますよね。
私が大切にしている言葉に「お母さんは家族の太陽」というものがあります。
お母さんが太陽のように、子どもを照らし続けることで家族が笑顔になります。ひとりでがんばりすぎず、一緒に子育てしていきましょう!
ぼちぼちやって行きましょうとうことですね。本日は貴重なお時間をありがとうございました。
こちらこそありがとうございました!
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