群馬県でベビーシッター・子育て支援・自然学校ビバピールを運営する町田拓也さん前編ではベビーシッターになるまでのストーリーを語っていただきました。前編はこちら
後半ではサポートにかける思いや実際のサポートの様子を中心にお伝えします。
たくちゃんにサポートを依頼してみたいパパママは、ぜひ参考にしてくださいね。
小学生に自然体験をさせてあげたい
保育士になりたかったと言われてましたが、現在の活動は保育士に留まらずめちゃめちゃ広がっていますね。
そうなんです!大学生でベビーシッターをはじめてから、依頼は途切れないんです。
地元に自主保育をしている人と関わっているときに森のようちえんをしている人がいて、僕も森のようちえんに参加する中で自分の小学生の時の体験をふつふつと思い出しました。「やっぱり小学生に自然体験も必要だよな」と思い再開したのが青空教室です。
野外活動の知識はどこで身に付けたのですか?
小学生の頃、赤城自然学園に通っていた時ですね。
子どもの時の経験を思い出しながら、知識を深めていった感じです。
青空教室は30期から、赤城自然学園の意志をついで僕が続けています。「キャンプインストラクター」の資格も取得しました。野外活動は危険なことも多いので、確かな知識と場数を踏んでいくことが大切だと感じます。
たくちゃんのやりたいことが全部つながり、仕事になっているんですね。
たくちゃんが運営する、『ビバピール』事業内容は大きく分けて3つ。
・移動保育事業(ベビーシッター・不登校児支援・児童保育・企業内保育など)
・あかぎ保育の森(子育て支援。青空自主保育サークル)
・青空教室
詳しい活動内容はHPをご覧ください ビバピールHP
子どものやってみたいをサポート
得意なサポート内容や年齢的には、何歳くらいの子どもが多いですか?
3ヶ月〜小学生を受け入れています。
一番多いのは1年生〜5年生ですね。
定期で入っている方の8割は小学生ですね。自閉症や発達障害のお子さんのサポートも多い。
サポート内容は、小学生なので子どもと相談して決めています。科学実験工作、料理、ボードゲーム、アウトドアなどですね。
僕は子どものしてみたいことを、できるようにサポートするみたいなイメージです。
僕はサポートの様子を写真や動画で報告するのですが「うちの子こんなことできるんですね」と喜ばれています。
発達障がいや自閉症のお子さんのサポートも
障がいをお持ちのお子さんのサポートもすると聞きました。
そうですね。ぼくは特に資格などないのですが、懐いてくれる子は多いです。
自閉症や発達障害の元気で活発なタイプの子の保護者は、「体を使って思いっきり遊ばせてあげたい」と思っています。けれど自分では難しいので、外、プール、スケートに連れて行きます。
プールはスイミングに行きたがらないお子さん、障がいでスイミングに入会できないけれど、水遊びが好きなので遊ばせてほしいという依頼ですね。
スケートの依頼は「親自身がつきそえない」という場合がほとんどです。プール、スケートも全身を使って遊ぶのでサポート後の感想で「サポートの後は寝れるようになった」と聞きます。
障がい児サポートをできる人は少ないので、思いっきり遊ばせてくれるたくちゃんのような存在は貴重ですね。
勇気の1歩を踏み出した瞬間に立ち会える
今までで印象に残っている、サポートはありますか。
特にこのサポートというよりは、子どもが成長した瞬間や子どもの中で勇気の1歩を踏み出したんだなという時、一緒にいてよかったなと思います。
例えば週1回の定期サポートで、先週までフリスビーを全く投げられなかったのに急に投げられるようになった瞬間ですね。
あとは去年3人の子を連れて登山に行った時に、山道を歩く時に狭い一本道の場合子供を先頭に歩かせて自分は一番後ろを歩くんです。自分が先頭歩いているときに子どもが、いつの間にかいなくなっているのを防止するためです。
一人の子に先頭を歩くように言うと「たくちゃん前行かないの?いやだよ」と子どもは言う。けれど理由を話すとわかってくれて、こわごわした表情をしながら先頭を歩き、歩き切った後その子の清々しい表情を見た時。この仕事やっててよかったと思う瞬間ですね。
特にこのサポートというより、子どもの一瞬一瞬の表情が印象に残っているのですね。
サポートポリシーは「子どもが今幸せそうか?」
サポートポリシーや今後の活動についてお聞かせください。
サポートポリシーは子どもは今幸せそうか?楽しそうにしているか?目の前にいる子を関心を持って見守るです。
今後は保護者の心をぐっとつかめるベビーシッターになりたい。あと保育園を作るという夢はまだあきらめていないです。
そこは大きく持っていて、一時保育だけでもできるんじゃないかと模索中です。
パパママへ伝えたいこと
パパママへメッセージをお願いします
一人で悩まないで!!
コロナ禍になり約2年、全人類が繋がり続けることが大事と感じたのではないでしょうか。感染症蔓延予防のため、登園自粛や子育て広場の閉鎖など子どもだけでなく親も行き場を失っています。
こんな状況では子育て中のパパママは孤独を感じやすいのではないかと気がかりです。
少しの不安でもいいから話して欲しい。SNSにもいろんな場所があるので足を運んでほしい。一人で悩まず相談してください。
インタビューを聞いて、子どもと全力で関わる様子を感じました。子どもが何をしたいのか引き出し、自主性を大切にしながら最小限のサポートをする。
子どもの可能性を信じながら、ギリギリまで手を貸さないサポートは子どもへの信頼があればこそできるものです。
親だと心配のあまり、「そんなことできるわけない」など子どもの可能性をつぶしてしまいがちではないでしょうか。
ひとりひとりの子どもの力量や可能性を信じながらの関わりは、ベビーシッターという個別保育だからこそできるものです。
たくちゃんのサポートを受けると、いつもと違う経験の中でぐんと成長する子どもたちの姿が目に浮かびます。
たくちゃんのサポートは
・子どもを自然の中で思いっきり遊ばせたい。
・子どもの興味あることを伸ばしてあげたい。
・いつもゲームばかりしているので、違う遊びを教えてほしい。
・自然の中で、様々な体験をして成長してほしい。
・都会を離れて親子で自然を満喫し、リフレッシュしたい。
というパパママにおすすめです!
たくちゃんはこのインタビューを受けた後「人生右往左往してもいいんだよ」と自分の経験を高校生に話すこともあると語っていました。
自分自身が右往左往した経験から、子育てに右往左往するパパママを受け止める度量の広さがあるのを感じます。
子育てに迷い悩む関東圏のパパママ。
自然の中で、たくちゃんのサポートを受けてみてくださいね。
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この記事は現役キッズシッターブッチ〜がインタビューしたものを、ベビーシッター&料理代行&webライターすぎちゃんが執筆・編集しました。